この手順では、Visual Studio または Blend のいずれかにより、Chart for WPF/Silverlight を使用してグラフアプリケーションを作成します。C1Chart コントロールを Visual Studio または Blend のプロジェクトに追加すると、実用的な縦棒グラフがダミーデータで作成されます。XAML コードのみを使用して Chart コントロールを初期化した場合は、ダミーデータなしで空のグラフが作成されます。
Visual Studio で新しい WPF/Silver プロジェクトを作成します。
C1.WPF.4.dll または C1.Silverlight.5.dll および C1.WPF.C1Chart.4.dll または C1.Silverlight.C1Chart.5.dll アセンブリへの参照を追加します。ソリューションエクスプローラで、[参照]を右クリックして[参照の追加]を選択します。[参照の追加]ダイアログボックスで、「参照」タブを選択します。C1.WPF.4.dll と C1.WPF.C1Chart を参照して、〈OK〉を選択します。
System と C1.WPF.C1Chart のプレフィックスを定義します。
XAML |
コードのコピー
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xmlns:System="clr-namespace:System;assembly=mscorlib" Title="Window1" Height="332" Width="536" xmlns:c1chart="clr- namespace:C1.WPF.C1Chart;assembly=C1.WPF.C1Chart"> |
グリッド内で、C1Chart コントロールを初期化します。
XAML |
コードのコピー
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<c1chart:C1Chart Margin="0,0,8,8" MinHeight="160" MinWidth="240" Content="C1Chart"> </c1chart:C1Chart> |
まだデータを追加していないため、グラフの表示は空です。次の「手順 2:グラフへのデータの追加」では、C1Chart のデータを追加します。
Blend で新しい WPF プロジェクトを作成します。
C1Chart コントロールをウィンドウに追加します。デフォルトのダミーデータが Chart コントロールに追加されます。
XAML |
コードのコピー
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<c1chart:C1Chart Margin="81,108,67,44"> <c1chart:C1Chart.Data> <c1chart:ChartData ItemNames="P1 P2 P3 P4 P5"> <c1chart:DataSeries Label="Series 1" RenderMode="Default" Values="20 22 19 24 25"/> <c1chart:DataSeries Label="Series 2" RenderMode="Default" Values="8 12 10 12 15"/> </c1chart:ChartData> </c1chart:C1Chart.Data> <c1chart:C1ChartLegend DockPanel.Dock="Right"/> </c1chart:C1Chart> |
C1Chart コントロールをサイズ変更して、ウィンドウ全体に広げます。次の「手順 2:グラフへのデータの追加」では、C1Chart のデータを追加します。
Chart コントロールを Blend または Visual Studio のプロジェクトに追加した場合、C1Chart コントロールは下の図のように表示されます。XAML コードのみを使用して Chart コントロールを追加した場合は、デフォルトのデータが追加されていないため、グラフの表示は空になります。
これで、グラフアプリケーションの作成は完了しました。次の手順では、C1Chart コントロールのデータ系列をカスタマイズします。